収容人員の大幅減少が続く入国管理センター

―――入国管理センターの最近5年間の入所人員の推移

 2009年12月5日  中島  眞一郎(コムスタカーが国人と共に生きる会)

 

2004年から〜2008年までの最近5年間(「不法滞在者」半減計画が施行されていた期間)

の全国の入国管理センター(退去強制令書が発付された外国人の収容施設)3箇所の入所人員の

推移です。

以下の表1のとおり、最近2年間では、入国管理センターの入所人員は、2006年をピークに

大幅に減少しています。

2006年と比べて2008年には、総数で46%減少、東日本入国管理センターは34%減少と3分の1に

減少しているだけですが、西日本入国管理センターは69%減少、大村入国管理センターは、

68%減少と3分2以上減少しています。

とりわけ、大村入国管理センターは、管轄地域(九州−沖縄、中国、四国地方)からの対象者がほぼ

いなくなっており(2007年9月末で98%、2008年9月末95%が管轄外からの移送)、

東日本入国管理センターや西日本入国管理センターから『過剰』を理由に移送されてきた

被収容者が大半を占めていました。

東日本入国管理センターや西日本入国管理センターで、大幅減少が続き、「過剰」状態が解消されている

現状では、大村入国管理センターへの移送の根拠がなくなっています、大村入国管理センターは、

施設や職員を維持するためのものという本末転倒した在り方となっており、その収容施設と存在意義を

喪失してきています。

 

表 1   収容所別入所人員

 

総数

東日本

西日本

大村

2004年

8287(2462)

4810(1315)

2090(799)

1387(348)

2005年

11103(3878)

7244(2298)

2319(895)

1540(685)

2006年

13131(6075)

8573(3796)

2579(1110)

1979(1169)

2007年

9781(3936)

5919(2412)

2389(908)

1473(666)

2008年

7128(2180)

5682(1797)

813(317)

633(69)

( )は女性であり、内数

出典 「HP 出入国管理統計表 2006年から2008年 35 収容所別 収容事由別入所人員」

より作成

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