経緯―2008年熊本県玉名市横島の縫製工場で働く技能実習生12名
7月30日 深夜、熊本県玉名市横島町の縫製企業で働く 実習生12名を保護する。
7月31日 熊本労働局へ救済申し立て、 熊本市役所市政記者クラブで記者会見
8月1日 玉名労働基準監督署 当該企業へ実態調査
8月4日 熊本労働局の会議室で 当該企業・協同組合との交渉
○ 中国領事館の領事2名及び中国派遣企業の社員との話し合い
8月12日 玉名労働基準監督署 当該企業へ是正勧告を文書で提出。
○ 第一次受け入れ機関の協同組合が総会で、示談による解決をめざすことを決定。
8月14日 当該企業より、返済計画の提案(長期の分割による支払い案)の回答
○ 中国中央政府、浙江省の派遣会社に対して、海外派遣業務の一時停止の処分を決定し、
派遣会社に通知。
8月15日 実習生12名と、当該企業の返済計画の回答を検討し、拒否することを決定。
○ 玉名労働基準監督署の監督官2名が、当該企業の刑事責任の立件のための実習
生12名から聞き取り調査、(9月9日、11日にも実習生7名から聴取)
8月20日 熊本労働局で、中国領事館領事2名と熊本労働局職員2名の立会いの下、中
国側派遣会社の代表5名(通訳1名含む)が、中国領事館から呼ばれ、8月19日
から8月24日まで滞在)との話し合いで、5項目の協定の締結が合意される。
8月22日 実習生12名からの和解案を決定し、第一次受入れ機関である協同組合に伝える。
8月23日 協同組合の総会で、実習生提案の和解案を一部条件付で受諾することを決定。
9月2日 2年目の実習生5名が、玉名市横島の当該企業に職場復帰する。
9月19日 当該企業と協同組合と実習生12名の示談書と協定書の締結
熊本市役所 市政記者クラブで記者会見
9月21日 3年目の実習生7名が、中国に帰国する・