熊本地震 外国人被災者に心を寄せていただける皆さんへ
2016年4月25日 中島 眞一郎(コムスタカー外国人と共に生きる会)
コムスタカー外国人と共に生きる会ではホームページで 熊本地震関連情報 (マップ、 医療、 住宅、罹災証明) を多言語で紹介しています。
(多言語への翻訳などにご協力していただける方はご連絡ください。)
4月15日熊本市国際交流会館が、外国人への緊急避難所として開設されている旨お知らせしました。当初 4月17日までの予定でしたが、4月20日、そして4月24日までと延長され、そして、4月24日に避難所としての閉鎖予定が当面延長され、5月5日まで継続される見込みです。5月6日から、国際交流会館の会議室貸し出しなど業務が再開されます。
23,24日かけて退所者が増え、国際交流会館では4月24日現在 20名弱の在住外国人及10数名ほどの日本人家族ら合30名が避難生活をしています。
4月23日は、震度3程度の揺れが1回とすくなくなりましたが、24日は3−4回の揺れを感じました、そして、4月25日午前12じ半ごろに熊本市内で震度4の揺れを体験しました。4月14日、4月16日につぐ3回目の震度6程度の大きな地震が来ないかという不安が、夜間での建物外での大量の避難者を生み出しています。
熊本市国際交流会館で、熊本市など行政からの食料供給とは別に、コムスタカー外国人と共に生きる会の責任で炊き出しを行っており、あったかい食事を提供しています。
(4月24日の国際交流会館の炊き出し報告)
4月24日炊き出しは、市内在住のフイリピン女性5−6名がボランテイアで来てくれ、フイリピン料理(アロズカルド フイリピンぞうすい、ギニカンラバナス チキンと題個の炒め物、なすとトマトのサラダ)の夕飯を作り、80食ほどつくりましたが、60食ほど食べてもらえました。避難者は減少しており、今後は30−40食程度で済むようになってきています。
交通インフラが回復してきて、ライフラインの復旧が進んで来ており、自宅に戻る人や県外へ移住する人なども増えてきました。今日の新聞でも報道されていますが、不動産屋へアパートなど住宅物件を探す人が殺到しています。熊本市など自治体も公営住宅の無料貸し出し、仮設住宅の建設の計画など打ち出していますが、数が追い付きそうになく、今後住宅問題が深刻化してきます。避難所の炊き出しなどの避難者の支援から、在住外国人の帰宅困難者の住宅確保などの生活自立支援へシフトしていくことになると思います。
コムスタカー外国人と共に生きる会としては、熊本市国際交流会館での炊き出しは、とりあえず、4月30日まで行います。その後は状況を見て判断します。国際交流会館に差し入れに直接来ていただける方、手伝いに来れる人歓迎です。(日々必要なものが変わってくるので、来られる前に、コムスタカの中島まで、ご一報ください。)
それから、外国人の被災者支援や炊き出しなどのための費用の寄付をお願いします。
新たな専用口座を作る時間がないので、寄付金の送付先を、コムスタカー外国人と共に生きる会の会員や寄付の送付先口座を利用することにしますが、ご送金いただける方には通信欄に(地震)被災者支援のためなど明記してください。
郵便振替口座番号 01970−4−26534
郵便振替口座名 コムスタカ
支援物資を送付希望される方へ
※遠方からの支援物資の宅配による送付が、19日から回復してきており、支援物資の送付が可能となり、申出が相次ぎましたが、熊本市内の未生も営業再開するとこが増え、現地調達が可能となってきて、今のところ特に必要な物資はありません。
NGO関係で送付の集配センターが熊本市内に準備されており、送付先がきまりましたおしらせするとつたえていましたが、そこも支援物資があふれている状態とのことで、その公表を見送ることにしました。今後に特に必要なものが出てきたときに要請します。
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