韓国で、(自動車等)運転免許試験が韓国語以外の6ヶ国語の外国語でも
受験できるようになっています。
2010年12月26日
中島 眞一郎(コムスタカー外国人と共に生きる会)
2010年7月の最近の韓国のニュースからわかったのですが、
韓国の運転免許試験が外国語(韓国語以外の6ヶ国語の言語)でも
受験可能となっています。
韓国の運転免許管理公団の説明によると、「2002年度からソウル等の大都市から実施し始めて、
現在、全国26箇所の運転試験場で実視している」とのことです。また、「韓国の道路交通法は
、自動車免許試験は、必ず自国(韓国)の言語で試験を受けるようになっているため、
法律によるものではなく、多文化政策の一環として、行政サービスとして実施されている」とのことでした。
「道路交通法第83条-―運転免許試験等」
(警察庁交通管理官交通企画担当官-―電話02-3150-2251)
現在、韓国の運転免許試験場には外国人の運転免許取得が出来るように、第1種・第2種免許試験の原書
および統合様式を、運転免許試験管理公団のホームページ(www.dla.go.kr)の資料室および運転免許試験場に
備えて置きます。
英語・中国語・日本語・インドネシア語・タイ語・ベトナム語で学科試験を受けることが出来ます。また、
運転免許試験のため勉強することが出来る問題集も試験場で販売しております。
「公州(Gongju)警察署、外国人運転免許教室運営」
公州警察署は、結婚移住女性などの外国人のため英語・中国語・ベトナム語などの運転免許教材および問題集を確保し、
7月1日から公州市の多文化家族支援センターで外国人運転免許教室を運営し始めた。
公州警察署は国内居住期間が5年以上になったベトナム出身(27名)、フィリピン出身(8名)、中国出身(6名)、
その他言語圏(5名)出身の受験者46名に運転免許教育を行っている。その中60%以上が学科試験に合格することを
目標としている。
公州警察署は、ベトナム語・フィリピン語の通訳をしてくれる2名のボランティアを確保し、公州市の多文化家族
支援センターで運転免許取得の手続きおよび道路交通法、自動車安全運転要領、交通事故発生時の措置要領などを
教育している。
出所:大田日報(Daejeon Newspaper)