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コムスタカ―外国人と共に生きる会 Kumustaka-Association for Living Togehte with Migrants

〒862-0950 熊本市中央区水前寺3丁目2-14-402

須藤眞一郎行政書士事務所気付

2026年熊本地震報告

2026年8月12日 中島眞一郎(コムスタカー外国人と共に生きる会)

 2026年7月28日発災の熊本地震から約2週間が経過しました。

 2026年8月9日(日曜日)は、休日ということで、フイリピン人コミュニティのメンバーが自動車2台で支援物資を持って八代市内の監理団体の事務所に200名近くの技能実習生ら集まったが、支援物資の量が足らず、多くの人に渡せずに帰ってもらったということでした。

 翌日8月10日(月)フイリピン人コミュニティメンバーは、深夜までかかって8月9日渡せなかった被災者への支援物資を小分けして用意しました。 午後から自動車3台で、夕方5時から同じ監理団体事務所へ配布しました。 但し、午後7時過ぎまで仕事をしている技能実習生が多く、取りに来た技能実習生らは予定人数をしたまわり、余った支援物資は、宇土市や宇城市の外国人被災者へ渡し、残りは持って帰ったということでした。 この日、別のフイリピン人グループも、八代市内の技能実習生らが、数カ所に支援物資を配布してまわりました。

 コムスタカのFACEBOOKに、八代在住のフイリピン人が紹介してくれた関係で、八代市の特産品のトマト生産農家の多い地域である八代市内郡築の農業関係のフイリピン技能実習生から支援物資(飲水、食料など)の要請が送信されてくるようになりました。 この日の要請は8箇所に、総数約70名の農業の技能実習生から昼休み時間の12時から午後3時までの間なら受け取れるという連絡が入りました。 8月11日火曜日は、コムスタカの事務局メンバーらは、八代市郡築地区に支援物資を届けに行くことにしました。

 8月11日(火曜日) コムスタカの事務局メンバーと熊本市内に住むフイリピン女性らで自動車4台に、熊本市北区にあるカトリック武蔵丘教会に集まった支援物資、中央区にあるカトリック手取教会から水など支援物資をつみこみ、またカップ麺やパン、生理用品等を買出して、午前11時をめどに熊本県宇城市松橋町にある「宇城青年会議所物資拠点」となっている障がい者の共同作業所に集合しました。 (この作業所も、地震で奥の建物裏の壁が崩壊し、廃棄物の取り出しや片付けが行われていました。)ここで、事前に用意してもらっていた2Lの6本入り一箱の段ボール等100箱や食べ物などを積み込み、午前11時30分過ぎから八代市郡築地区へ向かう。 国道3号線を避けて、約50分で八代市郡築地区に入りました。 八代市内の中でも、海に近い広大な干拓地で、八代市の特産品のトマトの一大生産地となっています。 稲穂が実り始めた水田も点在しますが、トマトなどの農業用ハウスが林立しています。 丁度、昼休み時間で、農道を自転車で行き来する多くの外国人技能生らとすれ違いました。 傘のような円錐形の帽子「ノンラー」をかぶり自転車で行き来する彼女ら彼らをみていると、丁度1年前に訪問したベトナムの農村の風景思いおこさせました。 (日本人は自動車を持ち、自動車で移動しているので、外にいる人を見かけませんでした。)

 この日に支援物質の配布先は2箇所増え11箇所、かつ八代市本町にあるカトリック八代教会を待ち合わせ場所にフイリピン人家族にも取りに来てもらうことになりました。

 最初の届け先は、フイリピン、スリランカ、インドネシア、ネパール籍19名の男性や女性半々ぐらい技能実習生の暮らす農家の寮で、飲料水一人一箱、カップ麺数箱、菓子パン、米、生理用品や雑貨等を渡しました。 事情を聞くと、水道は出たり、でなかったり、飲料水に困っているとのことでした。 次は、すぐ近くにある農家の寮でフイリピン女性4人が暮らしていました。 7月28日地震のときは、「寮の中にいて、とても怖かった。困っているのは飲料水で、支援物資をもらってとても感謝している」とのことでした。 3箇所目にフイリピン農業技能実習生7人が暮らす寮へ向かい、支援物資を渡した時、たまたま隣に暮らすフイリピン女性技能実習生にも支援物資を渡したところ、とても喜んでくれました。 そして、4名のフイリピン女性が暮らす建物及びその近くに暮らす21名の農業技能実習生にもそこに来てもらい、支援物資を届けました。

 この家のトマト農家の経営者(日本人男性)も出てきてくれ、話を聞くことができました。 8月11日は丁度1年前に八代地方を線状降水帯による大水害に見舞われた日でした。「2016年の熊本地震のときは、この地区は、それほど被害はなかったのに比べ、今回の地震は10年前熊本地震の益城町と同じような深刻な被災地になっている。 (この農家の数棟ある建物一つは、完全に崩壊していました。それも7月28日の地震で直後に倒れたのではなく、その後の地震で次第に崩れて入ったということでした。) 外観で大丈夫そうに見える建物も2階の天井が屋根の重さで潰れつかえない状況とのことでした。

 水道の状況を聞くと、この地区は干拓地の中でも海に近く一番最後に水が送られてくるので、水圧が低いと断水し、地区ごとにばらつきがあるが多くが、飲料水に不自由している、とのことでした。 復旧には数ヶ月かかると聞いているとのことでした。 また、農業への影響を聞くと、やはり水不足が最大の課題とのことでした。 農業用水の給水路が被災し、また、この地区も給水用井戸も使えなくなり、修理に3ヶ月以上かかると業者からいわれているとのことでした。 その上、今年の夏の暑さと干ばつ(7月8日の梅雨明け以降、ほぼ1ヶ月間雨が降らず、8月4日と8月10日に短時間雨が降っただけ)による水不足が心配、8月11日から16日は大潮の時期となり、高潮などの被害が出ないかも心配しているとのことでした。 とりあえず、できるところからはじめ、作付けは例年通り進めるしかないということでした。 (この干拓地は海抜0メートル地帯なので、津波の伴う地震が来ないことを願うばかりです。)

 午後2時前まで支援物資の配布作業をおこない、八代市本町にあるカトリック八代教会に向かいました。 自転車を移動手段として、自動車を持たないで暮らしている技能実習生にとって、遠い物資の配布先や避難所に重い支援物資を取りに行くことは困難で、孤立して被災者として暮らしを実習先の農家の寮や建物で過ごしています。 それでも、八代市郡築地区で、支援物資を受け取ってくれた外国人技能実習生らの喜びの表情と笑顔とキラキラした目の輝きが印象的でした。

 8月11日火曜日午後2時過ぎに、カトリック八代教会に到着し、カトリック八代教会に、支援物資を取りに来た八代市内在住のフイリピン人家族2家族に飲料水などを渡し、残りを八代市在住のフィリピン人コミュニティリーダーに渡しました。 そして、支援物資の配布を希望している残り2箇所の要望先へ届け、熊本市内にも戻りました。 それにしても、この日の午後2時や午後3時頃の太陽の日差しは強烈で、暑さが厳しく、業務としてこの暑さの中で毎日宅急便を配達している方々の苦労を思い起こさせます。

 支援対象から外れ、見捨てられていた外国人技能実習生にコムスタカのFACEBOOKを紹介してくれた八代市在住のフイリピン女性から、8月11日(火曜日)の夜に、以下のようなメッセージが送られてきました。

Kumusta Kaグループの皆さまへ

 熊本県八代市に住む外国人コミュニティを代表して、そして日本全国で暮らす外国人の仲間を代表して、皆さまの変わらぬご親切と温かいご支援に心より感謝申し上げます。

 先日の熊本地震では、多くの外国人が不安や恐怖を感じ、どうすればよいのか分からず戸惑っていました。 そのような大変な状況の中で、Kumusta Kaグループは私たちにとって大きな希望となりました。 必要な情報を迅速に発信し、数え切れないほどの質問に丁寧に答え、必要な支援へとつないでくださり、そして「私たちは一人ではない」と感じさせてくださいました。 家族や母国を離れて日本で暮らす私たち外国人にとって、このような温かいコミュニティの存在は言葉では言い表せないほど大きな支えです。 皆さまの思いやり、寛大さ、そして見知らぬ人にも惜しみなく手を差し伸べる姿勢は、多くの人々の心を救い、勇気を与えてくださいました。

 管理者の皆さま、モデレーターの皆さま、ボランティアの皆さま、そして支え合うすべてのメンバーの皆さまに、心より感謝申し上げます。 皆さまが時間と労力を惜しまず私たちのために尽力してくださっていることは、外国人コミュニティにとって計り知れない力となっています。

 皆さまの優しさと献身は決して当たり前のものではありません。 困難な時に私たちに寄り添い、熊本、そして日本全国で暮らす外国人に希望の光を届け続けてくださっていることに、八代市に住む多くの外国人を代表して、心から感謝申し上げます。 神様の豊かな祝福が皆さまの上にありますように。 そして、皆さまがこれからも健康で安全に過ごされ、その尊い活動が末永く続いていくことを心よりお祈りしております。本当にありがとうございます。

2026年熊本地震の外国人被災者に関するコムスタカへの取材やインタビュー報道の紹介

辛淑玉さんの「マイノリティレポート」2026年8月6日収録分

https://youtu.be/IU3isssQGRc?si=cIYxOxFVlve4sUez

Dialogue for People安田菜津紀さんの記事(2026年8月7日取材)

https://d4p.world/37967/

外国人被災者の支援物資の要請や外国人被災者に関する相談は、以下のFACEBOOKまたは、電子メールにご連絡ください。

コムスタカFacebook

https://www.facebook.com/KumustakaKumamoto/

コムスタカへの相談メールアドレス

kumustakagroup@gmail.com

2026年熊本地震外国籍被災者のための支援活動への寄付金をご送金いただける方へ

1.2026年熊本地震支援活動寄付金専用銀行口座から

銀行支店名  熊本銀行下通支店
(クマモトギンコウ シモトオリシテン)
口座の種類   普通 ( フツウ  )
口座番号    2199289
口座名     コムスタカ ガイコクジントトモニイキルカイカイケイオカザキタミ   

以下に、ご送金いただける際には、必ず「地震支援のため」「災害支援のため」)とご記入下さい

2.郵便振替口座から

 郵便振替口座  01970−4-26534  
郵便振替口座名  コムスタカ(外国人と共に生きる会)

3.クレジットカードから

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URL:https://onl.tw/84kFYJk

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