「福岡県警のホームページ上から「外国人犯罪」の表記がなくなり、
情報提供コーナーからE−メールによる通報がなくなりました。
中島真一郎
2006年4月14日
2006年4月以降と思われますが、福岡県警のホームページのアドレスが変更(http://www.police.pref.fukuoka.jp/index.php)となり、それに伴って福岡県警のホームページの内容が一新されていました。これまで、情報提供コーナーにあった 刑事 「外国人犯罪」の表記が無くなり、「国際組織犯罪」と『集団密航関係』に変わっていました。4月14日現在この「国際組織犯罪」をクリックしても「該当する情報はありません」としかかかれていません。また、このコーナーから直接E−メール通報できなくなりました。
また、新しいHPでは、相談・問い合わせのコーナーをクリックすると、HOTLINE(電話による相談)の説明が多言語(英語・中国語・韓国語)化されています。
E−メールによる通報や意見を送信する仕組みは、最初の福岡県警の表紙ページにあります。但し、「集団密航関係」をクリックすると、以下のような表記に変わり、タイトルでは「不審な外国人」がつかわれていませんが、文中に3箇所「不審な外国人」という表記が残っていたり、E−メール通報ができるようになっています。
不審な船・不審な車・不審な人を見かけたら110番
保冷車、アルミバン等のレンタカーを借り上げようとする不審な外国人等
タクシーを利用する際、「関東、関西方面等」通常考えられない行き先を申し出る不審な外国人、
コンビニ等で大量にペットボトルやパンを購入する不審な人物
空き倉庫に大量の寝具、食料を持ち込むなど不審な人物
沿岸部のホテル、旅館等の利用者で夜間に外出するなど不審な人物、
不審 な外国人等に関する通報が、集団密航事件の検挙に役立っています。
2004年7月の福岡県警への抗議申し入れ、2005年11月に 福岡県警に送信した意見(あるいは移住労働者と共に生きるネットワーク九州HP http://www.asahi-net.or.jp/~na5r-wkmt/index.html をご覧下さい)がどの程度影響したかはわかりませんが、その要望内容がほぼ実現する結果になっています。
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