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須藤眞一郎行政書士事務所気付
中島 眞一郎(コムスタカー外国人と共に生きる会代表)
コムスタカー外国人と共に生きる会は、2025年2月20日の熊本県菊池郡大津町で発生した虚偽通報による「強盗事件」に関して、熊本県警が送信した学校安心メールに通報者が容疑者の特徴として、「片言の日本語を話していた」として、「外国人風」の表現を使用して送信したことに関して、同年3月6日に熊本県警大津警察署及び熊本県警本部あてにFAXで、「外国人風」という表記をしようしないように求める申入れを行いました。
以下、その申入書を掲載しておきます。(熊本県警・司法関係記者クラブ加盟各社にも、幹事社を通じて同様な申入書を送信しました。
2025年2月20日熊本県大津警察署管内で「男から財布を盗まれた」との住民から通報のあった「強盗事件」に関して、熊本県警から送信された学校安心メールに犯人の特徴として「外国人風」という記載がありました。
この「強盗事件」は、熊本県下だけでなく、インターネットやSNSを通じて全国に広く報道され、大津町内を中心として熊本県下の学校での集団下校や保護者による見守り活動が行われ、「外国人」が犯人であるかのような報道がなされました。
しかし、翌日の2月21日に、熊本県警大津署からこの強盗事件は、「真偽定かでない」というメールが配信され、2月26日から27日かけて、この「強盗事件は『虚偽通報』であるとして捜査が終了した」と報道されました。
捜査終結が公表されるまでの1週間余り、「逃走中の刃物をもった強盗犯」への不安や「外国人を犯罪者扱いする」報道が拡散されました。
熊本県警からの学校安心メールを受けて集団下校等を実施した学校には、日本国籍者だけでなく外国籍や外国ルーツの子も在籍しており、この地域には多くの外国人が居住しています。
「外国人風」の記載による通知が、学校内や地域内で、外国人への差別や子どもへのいじめを誘発していく恐れがあります。
熊本県警は、公表・通知する緊急性があると判断し、あるいは、通報が仮に事実の場合にも、今後犯人の特徴に関して「外国人風」という記載をしないように申入れします。
2025年3月6日
コムスタカー外国人と共に生きる会(代表 中島 眞一郎)
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