〒862-0950 熊本市中央区水前寺3丁目2-14-302
須藤眞一郎行政書士事務所気付
2025年3月1日 中島 眞一郎(コムスタカー外国人と共に生きる会)
グエットさんの1審判決当日(3月7日)の行動予定が確定しましたので、おしらせします。
第7回判決公判期日
日時 2025年3月7日(金)午後2時から (福岡地裁911号法廷)
(事前に傍聴券抽選券の配布、抽選が行われる見込みです)
被告人 グエン・テイ・グエットさん(Nguyen Thi Nguyet)
2025年3月7日(金) 午前11時20分から11時50分まで
傍聴番号公表 午前11時50分過ぎ
当日13時15分より裁判所前にて支援者による門前集会を行います。
2025年3月7日午後2時頃 判決主文が言い渡される直後すぐに、福岡地方裁判所の門前で、旗出し(無罪、あるいは有罪)集会を行います。
傍聴に参加できなかった方は、裁判所の門前にお集まり下さい。
当日午後3時頃より裁判所内司法記者クラブにて弁護団弁護士など記者会見を行います。
(会場が狭いので、弁護団弁護士等少数の参加に限定)
日時 当日午後3時30分頃より
城西バプテスト教会(福岡市城南区別府5-10-28)にて
※ 福岡地裁から徒歩20分、地下鉄 六本松駅から次の別府駅 別府駅から徒歩5分
内容 弁護人・支援団体による裁判に関する報告等
孤立出産」事件、逮捕された女性の「実名」報道に疑問の声も…裁判闘った弁護士「女性は3度傷つけられる」
※この記事の孤立出産する女性への逮捕や起訴、実名報道に関するコメントも、これまで私たちが主張してきた「孤立出産・犯罪化しない、実名報道をやめる」という主張に好意的な意見が増えだしてきている感じがします。
変化は確実に起きてきているとおもいます。
ベトナム人技能実習生グエットさんの死体遺棄被告事件は、2年前の2023年3月24日のリンさんの最高裁判所無罪判決で示された「他者が死体を発見することが困難な状況を作出する隠匿行為が『遺棄』に当たるか否かを判断するに当たっては,それが葬祭の準備又はその一過程として行われたものか否かという観点から検討しただけでは足りず,その態様自体が習俗上の埋葬等と相いれない処置といえるものか否かという観点から検討する必要がある。」という判断基準に該当するかで争われています。
グエットさんが行った死産した子の遺体をビニール袋に入れて、室内にあったごみ箱の中に置いた行為が、死体遺棄罪の「遺棄」(隠匿)に当たるか否かです。
決めるのは裁判官ですが、裁判課の心証に影響を与えるのは、孤立死産した母親の当日の子の遺体の取り扱いを巡って、死体遺棄罪の「遺棄」をどの範囲まで認めるかという「解釈」の問題であり、刑事罰を科すべきかどうかという価値観の争いです。
グエットさんの刑事裁判で、無罪判決を導き確定させられるか否かは、これまでの犯罪者として刑事罰を科すあり方から、犯罪化せず、孤立死産した母親を社会福祉の保護対象とするという価値観の転換が求められており、それを指示する世論の広がりが必要です。
2025年3月7日の1審判決が無罪、有罪のどちらでも控訴審の争いとなる可能性があります。今後とも、裁判支援のための寄付をお願いします。
送金先(グエットさんの裁判への寄付と明記して下さい)
郵便振替口座 口座名 コムスタカ 01970-4-26534
または、
口座名 外国人技能実習生権利ネット・北九州 01750-8-84519
グエットさんの無罪を求める署名活動と、支援のための寄付をお願いしています。
詳細は、こちらのページをご覧ください。
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