コムスタカ―外国人と共に生きる会 Kumustaka-Association for Living Togehte with Migrants

コムスタカ―外国人共に生きる会は、２００８年７月３０日夜に、熊本県玉名市横島町の縫製工場で働く中国人女性技能実習生１２名を保護しました。彼女達は、「１ヶ月２００時間をこえる残業など長時間労働」、「賃金や残業代の未払い」、「強制貯金とその会社資金への流用」、「会社への貸付」、「旅券の取り上げ」など過酷な労働環境下で働かされていました。このケースは、日中間の外交問題ともなり、中国政府はこの問題解決がなされるまで浙江省の中国の派遣会社の海外派遣業務を一時停止する処分をおこないました。彼女たちは同年８月２０日の中国側送出機関の派遣会社との協定合意、９月１９日の受入企業２社との示談書の締結、第一次受入機関である協同組合との協定書の締結をへて解決に至りました、保護した実習生１２名のうち２年目の実習生５名は９月２日より職場復帰し、３年目の実習生７名は９月２１日中国に帰国しました。

• 玉名市技能実習生問題のその後（2009/01/03）
• 在日中国人向け新聞「東方時報」に掲載された玉名市技能実習生問題の和訳文（2008/11/27）
• 在日中国人向け新聞「中文導報」に掲載された玉名市技能実習生問題の和訳文（2008/11/01）
• 中国駐福岡総領事館のホームページに掲載された玉名市技能実習生問題（2008/11/01）
• 中国駐福岡総領事館訪問と研修生―技能実習生問題についての意見交換会報告（2008/10/21）
• 中国駐福岡総領事館総領事への要望書（2008/10/21）
• 報告: 玉名市技能実習生問題（2008/09/22）
• 陳述書１（2008/09/23)
• 陳述書２（2008/09/23）
• 経緯（2008/09/23）
• 和解解決の意義（2008/09/22）
• 日本側当該受け入れ企業との示談書（2008/02/22）
• 日本側第一次受け入れ機関である協同組合との協定書（2008/09/22）
• 中国側派遣企業との協定書（2008/09/23)